青山教室NEWS
職業柄、書店に行くと、最初にのぞくのは学参書コーナー。
何か新しい参考書、問題集は出てないかな?
あの人の新刊は出てるかな?
と、ワクワクしながら書棚を見るのですが…。
流石に端から端まで全部買って帰るってこともできないので、
新刊を見つけても、「これは!」というもの以外は手が出ません。
てことを言っていると、
「どんな基準で参考書とかを買うんですか?」
と聞かれたので…。
だいぶ前に買った本だけど、ちょっと紹介。
小倉弘『英語 難構文のトリセツ』かんき出版、2022年
私の英語の参考書を買うときの基準は明確です。
「××の構文について、どのような例文で、どのように解説しているか」
を見ます。
そして半世紀近く使われている、旧態依然の説明をしているものは買わない。
理解させずに、とにかく丸暗記しろ!というスタイルのものも買わない。
××には何が入るんだ?だって?
それは内緒。
私の高1英語、高2英語の授業を受けた人なら、気づくんじゃないかな?
で、小倉さんのこの本。
この本を開いた時、
「そうですよね、そういうふうに理解すべきですよね。」
「我が意を得たり」
と、膝をたたきそうになりました。
私が授業で説明している方法とほぼ同じだったんです。
小倉さんの著書以外に、この説明方法をしている参考書を
私はまだ見たことがありません。
その一点で、この本は「買い」でした。
世の中には書籍は綺羅星の如くありますので、
私の見落としもいっぱいあるでしょうけど…ね。