青山教室NEWS

書庫へご案内 27

近頃、専門書コーナーを併設しているような大型書店が、
どんどん潰れていってます。
特に田舎では…。
Amazonなんかで注文すれば、サッと翌日には届いたりするので、
書店に行く人が減ってきているんでしょうね。
でも、買いたい本がある場合、書名がわかっている場合は、
それでいいのでしょうが…
タイトルを見て、ビビッと(古いな)きた本や専門書なんかは、
手に取って、中身を見てから買いたいじゃないですか……
(たまに、タイトルだけみて即購入、レジで代金を知ってビックリ…なんてのもあるけれど)

あっ、××さんが新刊出してる!
えっ、何この本?面白そう…。
なんて喜びは書店で書架を見ることでしか味わえない。

田舎から大型書店がなくなってしまい、
こんな本が出てたなんて知らなかったよ
という、こともしばしば。
今日、ご紹介の本もその一つ。

窪添 慶文『北魏史 洛陽遷都の前と後』東方選書、2020年

研究室に入り浸って、諸先輩・後輩たちと語らっていた頃は、
新刊を見逃すなんてことなかったんだけどな。
勉強しなくなって久しいってことだな。
忙しい、忙しいと言って勉強しない大人にはなりたくない…
と思っていたけれど、実際はその通りの大人になってしまっている。
猛省。